あごひじきのひじきです。

近年、税の負担が増えてきて、貰えるかも分からない年金や人口減少による社会負担料の増加、人生100年時代などで将来への不安が増してきました。
私は今の収入のままではと将来に危機を感じたので、第2の収益源としてバイトや内職、定期預金や債券など調べ始めました。そこでたどり着いたのが株式投資です。
Contents
この記事を読むとこんなメリットがあります!
- ゆっくりだが確実に資産を形成できる!
- 月5分のチェックでOK!
- 本業が忙しくてもできる!
- 難しい決算書や株価チャートを分析しなくてもいい!
- 貯金が無くてもできる!
この記事のまとめ
- インデックスファンドに投資する
- 分配金(配当金)を再投資する
- 年6‐7%の利回り
- 25年の長期投資
- NISA、つみたてNISA、IDECOの節税枠を使え!
- 【必須】自分のリスク許容度を超えるな!
貯金は安全は大きな間違い!
よく、お金について知らない人ほど投資は危険だから貯金が1番だと言います。本当に貯金が1番なのでしょうか?
実は資産を守る上で貯金が一番危険なのです。なぜかというとインフレリスクというものがあるからです。
インフレリスクとは、物価が上昇することによって、現在持っているお金の価値が下がってしまうことを指します。
対義語にデフレがあります。こちらは物の値段が下がっていきます。
これは現在デフレ脱却で日本政府が物価上昇目標2%を掲げていますが、それが達成されれば物の値段が毎年2%づつ上がることになります。そうなると今まで100円で買えていたものが25年後には200円出さないと買えなくなるのです。
つまり、このような状況下では資産を守るつもりで何もせずに貯金だけしているとお金の価値は25年で半減してしまうのです。
なのでインフレ率以下の利回りでは実質お金が目減りしてしまうため、インフレ率以上のリターンが見込める投資先を選ばなくてはなりません。その候補が米国が資金調達のため発行している債券や株式投資です。株式投資であれば6‐7%ほどの利回りが見込めます。
6-7%というと大した額に聞こえないかもしれませんが資産運用を見ていくと、預金や定期預金、日本国債など0%台の水準ですから資産を守ってくれるようなものではありません。米国が発行する債券でやっと3%近い水準になり、インフレ水準以上の利回りを達成できることになります。なのでいかに6-7%が高いかわかります。
将来の不安を払拭したいなら株式投資
22歳で経済学の博士号を取得したフランスの経済学者であるトマ・ピケティ教授は世界20カ国超、過去200年以上の大量の財務データを分析し、自身の著書『21世紀の資本』の中で、R>Gという公式を用い、株式や不動産などの資産を持つ者と持たざる者では格差はどんどん拡大していくと証明しています。
R(リターン)は資本収益率で、株や不動産などの資産運用の収益率。
G(グロース)は経済成長率で、働いて貰える賃金。
![]() ![]() ![]() | 価格:5,940円 |
上のグラフは25年間の経済成長率2%、資本成長率5%で推移した時の推移を表しています。
経済成長が25年で1.6倍になるのに対し、資本成長率では3.2倍にもなりその差は2倍です。
この本の中で、財産の伸びは4~5%あるのに対し、労働賃金の伸びは1~2%程度で今後この割合は減っていくとしています。
実際、一年バイトでいくら頑張って働こうが、1000円の時給が1010円になる程度で、その伸びは1%程度です。
しかし、不動産や株などの資産を持ち、1億円の資産を投資に回せば500万の利回りを得ることができます。これは年5%もの利回りにもなります。
このことからどんなに頑張って会社の為に働いたところで労働して得るお金なんてたかだか知れていますので、それをどんなに頑張って貯金しようが、いつまでも投資のことから目を背けていると格差はどんどん拡大していきます。
株式で資産運用するうえで守るルールは4つだけ!



- 株は危険だから貯金の方が絶対いい。
- 元本割れする。
- ギャンブルだ。
- 投資は高額なお金が必要。
- 銘柄やチャートを分析するためのパソコンが複数台必要。(初期投資がかかる)
- 画面に張り付いていないといけない。
- 暴落したら資産がなくなる。
- 株は怖い、ハイリスク(危険)である。
- 勉強する時間がない。
- 投資をしっかり勉強した人しか儲からない。
しかし、貯金だけしていることは前の章で説明したようにインフレリスクというものがあるので危険であったりするわけです。
とはいえ、変な銘柄をつかまされ、負けてしまっては意味がありません。資産運用をする上で一番大切なことは負けないこと、だからです。株式投資を実際に調べてみると、知識のない初心者でもこれから紹介するルールを守れば、月1度たったの5分のチェックだけで年6-7%の利益を得ることができてしまうのです。
そのルールは下記の4つだけです。
- インデックスファンドに投資すること。
- 25年間投資すること。
- 配当金を再投資すること。
- 毎月投資資金を捻出し投資すること。
この簡単な4つのルールを守ることで、普通に働くだけでは夢のまた夢だった億り人にだって射程圏内になるのです。
株式投資は本当に危険なのか?インデックス投資の強み



下の画像は米国の市場平均を反映したS&P500のものです。1970年ー2017年を対象とし、投資期間ごとに最高と最悪のリターンをグラフ化しています。



なので、この元本割れのリスクに対処するために平均への回帰性を味方につけ、長い投資期間をとることで株価の変動リスクに対処することができるのです。
株式投資とは木になる果実



複利の効果を最大限に活用しろ!【複利は良質なねずみ講!】



株式投資で失敗しない銘柄選び



- どの銘柄を選べばいいのかわからない
- 元本割れのリスク
- 投資した会社の倒産リスク
- 掛け金が全額所得控除 ・・・例えば、1万円/月の掛け金なら最低でも15%(所得税5%、住民税10%)の1.8万円の税金が節税される
- 分配金や運用益が非課税・・・通常、金融商品では運用益に税金(20.315%)がかかりますが、iDeCoなら非課税で再投資される。
- 受け取り時も一定額までは非課税・・・2種類の受け取り方を選べて年金なら『公的年金控除』、一時金なら『退職所得控除』の対象となる。
運用方法は3種類あります。
ティッカー(銘柄コード) | 配当利回り | 信託手数料 | ベンチマーク(参考指標) | 提供会社 |
VOO | 1.61% | 0.04% | S&P500 | バンガード社 |
SPY | 1.91% | 0.09% | S&P500 | ステート・ストリート社 |
IVV | 2.07% | 0.04% | S&P500 | ブラックロック社 |
VTI | 1.91% | 0.04% | CRSP US Total Market Index | バンガード社 |
おすすめの証券会社
一方、SBI FXα口座を使ってドルを買いつけ、SBI FXα口座からSBI証券口座に入金すると、スプレッドは0.5銭なので50円しか手数料がかかりません。
証券会社 | スプレッド(手数料) | 100万円両替した場合の手数料 | 補足 |
楽天証券 | 25銭 | 2500円 | |
マネックス証券 | 25銭 | 2500円 | |
SBI証券 | 25銭 | 2500円 | |
SBI証券✖SBI FXα | 0.5銭 | 50円 | ・1万通貨~ドル転可能 ・時間がかかる。 |
SBI証券✖住信SBIネット銀行 | 4銭 | 400円 | ひと手間必要 |
少し話はずれますが、SBI FXαでの両替を使えば海外旅行に行くときにもお得に両替できます。
節税枠を使う
iDeCoやNISA、積み立てNISAなどの節税枠を使えば、運用益に課税(20.315%)されることなく資産形成することができます。
また、iDeCoであれば上でも書きましたが、掛け金、受け取り時にも税金の控除が受けられるという大きなメリットがあります。
このような制度を使えば将来の資産形成の助けになりますので活用すべきでしょう。
投資の心構え
投資していて一番邪魔になってくるのは、『最初に決めた投資方針』をぶち壊そうとしてくる自分の感情です。
心理的要因
- 上昇相場ではすぐ先に暴落が待ち構えていようと『まだまだ上がる』、『この波に乗り遅れたくない』という市場心理に流されてしまう。
- 下落相場では今が底値であろうと、『まだ下がるから、もう少し下がったら買おう』といった感情に支配される
これらの心理的要因で運用方針がブレることにより、
下落時
- 投資しないといけないところで投資できない。
- もっと下がってから買いなおそうと、持ち株を売ってしまう。
上昇時
- 運用方針以上に投資して現金比率を減らしてしまう。
- 株価の上がり切った銘柄に投資してしまう。
この心理的要因はものすごく重要です。
対策は最初に決めた投資方針を機械的に守る。です。
最初に決めた方針が、毎月配当金と給料から捻出した10万円を月末にVTIに投資する!であれば、VTIが売りに売られ、周りから今投資するのは馬鹿だとか罵られようが、株式市場はもう終わりだと市場関係者が嘆こうが、何の感情もない機械のごとくただひたすら最初に決めた運用方針を守り買い続けるべきです。
もちろん何の根拠もなく言っているのではなく、S&P500の暴落時からの収益率は下記のようになっています。
年 | 1年間の収益率 |
1973 | -14.66% |
1974 | -26.47% |
1975 | +37.2% |
1976 | +23.84% |
年 | 一年間の収益率 |
2000 | -9.10% |
2001 | -11.89% |
2002 | -22.10% |
2003 | +28.68% |
2004 | +10.88% |
年 | 一年間の収益率 |
2008 | -37.00% |
2009 | +26.46% |
2010 | +15.06% |
自分のリスク許容度を超えるな
これは『余裕資金で投資をしなさい』ということです。
例えば、来年家を建てたり、車を買う予定があるのに、そのお金を長期資産である株式投資に回してしまったら、必要な時に必要なお金が手元になくなってしまいます。
これではリスク管理ができているとは言えません。
使ってはいけないお金
- 生活費
- けがや病気で働けなくなった時の生活防衛資金
- 使う計画の立っているお金(車や家の購入資金)
投資するのであればこれ以外の余裕資金で行うべきです。
また、必要になるお金が3年後、5年後と先であるなら米国債に振り分けるのも一つの手です。
まとめ
- S&P500やVTIなどのインデックスファンドに投資する。
- 自分のリスク許容度を超えない。
- 資金を使う予定がまだ先であるなら米国の債券も投資対象
- 最初に決めた運用方針を機械的に守る。
- 資産運用の基本は『長期』『分散』『積み立て』
- 配当金を再投資する
- 節税枠を使う。
いかがでしたでしょうか。
このような投資経験のない初心者でもできる簡単なルールを守ることで、資本主義の元では資産を築くことができるのです。
これらのルールを守り資産を築けるめどが立てば、将来の不安や会社に縛られることもなくなり、早期退職であったり自分の夢や家族との時間を確保できるようになり、今までとは違った景色が見られるようになるはずです。
少しでもあなたの資産形成の参考にしていただけたらと思います。
あごひじきのひじきでした。
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