初心者に個別株投資を進めない理由

初心者向け

あごひじきのひじきです。

私は主に市場平均連動型のインデックスに投資することを勧めているのですが、私のポートフォリオにはほとんど含まれていないばかりか、ほぼすべてを個別銘柄で構成しています。

今回はなぜブログで奨めているインデックスに投資するのではなく、個別銘柄でポートフォリオを構成しているかの理由、それぞれのメリット、デメリットを説明していきます。

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個別株投資をやる理由

私が個別株をやっているのには下記の3つ理由があります。

  • 株式投資が好き
  • 知識をつけるため
  • インデックスに勝つため

 

インデックスに勝つため

一般的にインデックス以上の収益を得ようと運用するアクティブファンドの7~8割がインデックスファンドに負けています。
なので、悲観的に考えれば、市場平均を超えるパフォーマンスを期待して運用しているわけですからアクティブファンド同様に負けてもおかしくありません。
しかし、あえてその『市場平均に打ち勝つ』ことを目指しています。それはジェレミー・シーゲルの影響を受けたからです。

 

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感想(18件)

この本は多くの投資家が絶賛する珠玉の名著で、私が米国市場に集中投資をするきっかけにもなったのですが、これを読むことですぐにでも米国株に投資したくなるという中毒性のある本です。

このジェレミー・シーゲル教授の分析によれば、2000年のITバブルの時のS&P500の銘柄を見ると、割高な銘柄は情報技術セクターで、この業種以外からは過熱感が見られなかったとされています。また、同じ時期の他のセクターは市場平均以上のパフォーマンスとなっていたのです。

この事から、長期的に見れば安定した収益を得られるインデックスファンドに投資することは、その中に含まれる割高なセクターにも投資することになるので、パフォーマンスが低下してもおかしくありません。
ですが、個別株に投資することで、割高な銘柄を避けることができ、割安な優良株に投資することができるので、市場平均を上回るポートフォリオを作成できるのです。

なら個別株を薦めろよ!となりそうですが、そうなれない理由があります。

個別株を勧めない理由

 

  • 知識がないと分散できてない偏ったポートフォリオになる。
  • マーケットの動きに惑わされる。
  • 企業分析の時に見る決算書には騙しもある。
  • インデックスに勝つことを目的にしたアクティブファンドは七八割負けている。

個別銘柄はこれらの理由があるから薦められません。特に2番目のマーケットに惑わされる心理要因が大きいですね。

知識がないと偏ったポートフォリオになる

知識のないまま個別銘柄に手を出すと、アマゾンやgoogleなど知っててすごい企業や今を時めくバイオ株であったり、IT銘柄、5G関連株なんかに投資したくなります。
これには『成長の罠』が仕組まれていて、投資家みんなが同じことを考えるわけです。そうして皆が同じように考えて投資先が集中していくとPERが割高になります。PERは利益に対して何倍まで買われているかを示す指標なのですが、利益が1ドルしかないのにその200倍もの値段がついていたりするとバブルを意味します。

マーケットの動きに惑わされる

これは上昇局面ではその先に暴落が待ち構えていようと次々に資金を投下することができますが、逆に暴落局面では、そこが大底であっても、まだ下がるから下がってから買い増そうなどと考え、後から見たらあの時が大底でそこからどんどん上がってしまい十分に買い増せなかった、となることが往々にしてあります。

このような直近のイメージに騙されることは人間の脳では日常茶飯事のようで、最近まで経済書籍のランキングで1位を独占していたハンス・ロスリングの『ファクトフルネス』や、ダニエル・カーネマン著『ファスト&スロー』ではどのようにして脳が騙されるのか詳しく示されています。

個人的には『ファスト&スロー』よりも『ファクトフルネス』のほうがデータが身近で、豊富で、難しい用語などはなく書かれているので、とても読みやすくオススメです。

企業分析の時に見る決算書には騙しもある

損益計算書は企業意見と言われています。粉飾決算などをするときはここをイジイジして誤魔化すことができてしまうからです。

キャッシュフローはどれだけお金が動いたかを示すものなので誤魔化しがききません。なので決算書を見る時はこれを見ます。

インデックスに勝つことを目的にしたアクティブファンドは七八割負けている。

これは最初にも書いたように市場平均に勝とうとしても専門家でも難しいと。投資経験のない初心者がやるのであれば知識もまだ満足になく、決算書もどこを見たらいいかわからない、ポートフォリオを組もうとしても偏ってしまう、買い付けルールを必ず守ることができない、となるのであれば、まずは市場平均のS&P500に投資しておいて、知識がついてから徐々に個別株の比率を増やしていっても遅くないと思います。

インデックスを薦める理由

  • 考えなくてもしっかり分散されている。
  • 過去の歴史を見ても長期で見れば安定したリターン
  • インデックスを買うだけなので管理がいらない。
  • 知識がなくても出来る。

インデックスはめちゃめちゃ優秀なのです。

例えばS&P500は上場の厳しいニューヨーク証券取引所やナスダックの中から選ばれた優良企業500社で構成されていますし、ダウ工業株30種であればさらに絞り込まれた30銘柄で構成されているのです。

ただ、このようなS&P500などは株価が2700ドルほどになっていて1株買うのに30万円前後必要でハードルが高いです。なのでこのS&P500指数に連動したETF(IVV、VOO、SPY)なら250ドル前後で買うことができます。またさらに米国株全体をカバーしたVTIであれば141ドルで買えるのでおすすめです。

時間も知識もない方はこのような市場平均連動型のものから始めるといいでしょう。

 

あごひじきのひじきでした。

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