あごひじきのひじきです。
個別銘柄を選ぶにはどのような国のどの銘柄を選べばいいのか株取引を始めたばかりではとても迷ってしまうと思います。
今回はどのような銘柄を買えばいいのかその基準について書いていきます。
見る基準は以下の項目です。
- 個別銘柄は何を買えばいいのか
- 米国市場
- キャッシュフローの安定している銘柄
- 経済的濠の深い企業。ワイドモート
- 連続増配銘柄
- 業種(分散投資)
これらが挙げられます。
市場は米国に投資していれば間違いないでしょう。なぜなら過去の歴史をさかのぼってみても、他の国に対して力を行使できる強国だからです。最近でも中国との覇権争いで強くモノを言うことができますし、何より世界的にワイドモートを形成している企業が多いです。
ワイドモートとは参入障壁と言い換えることができ、他の企業が入ってきても簡単には脅かされない地位を築いている企業のことをいいます。
また、米国の企業経営者の間には株主還元の考えが浸透しているので、迂闊に減配や配当据え置きなどをしたならば、経営者失格の烙印を押されてしまいます。
なので日本のように少しでも何かあれば減配、無配、配当据え置きなどといったことをしないので、その米国株であれば、長期資産である株に継続的に投資する条件がしっかりと揃っているのです。
また、連続増配している企業の例を挙げると、日本では配当貴族と呼ばれる25年以上の連続増配年数を達成している企業は花王の29年1社のみとなっています。
しかし、米国市場を見ればその銘柄数は50銘柄にも及ぶのです。さらにその中には50年以上も連続増配を続ける配当王なる銘柄も含まれているので、どう考えても人口減少にあえぐ日本のしょぼい企業群に投資するよりも、世界的な地位を今後も築いていく米国企業に投資したほうがいいのは言うまでもありません。
このような米国株の連続増配企業に投資することで資産を築くことができるのですが、もちろん今後も増配を続けれるのか?といったことは不安要素の一つです。
そんな時には企業の業績を見ましょう。見るのは主にキャッシュフローです。賃借対照表は企業意見と言われ、粉飾決算など不正をするときにはここをいじったりします。なので、ごまかしの利かないお金の流れが表されているキャッシュフローを参考にするのです。
こちらはコカ・コーラ【KO】のキャッシュフローです。
本業の儲けである営業CFに対して投資額を示す投資CFが少なく、追加の資金をあまり必要としないので、自由に使える多額のフリーCFを稼ぎ出していることが窺えます。このフリーキャッシュフローは自社株買いや株主への配当として還元することができるのでどれだけFCFを稼ぎ出せるのかは非常に重要な要素となってきます。
このほかにも配当性向が高すぎるものだと増配余地が残されていない、と見ることができるので合わせて見る必要があります。
また、景気循環毎に業種を分けしっかり分散する必要があります。
あごひじきのひじきでした。
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