あごひじきのひじきです。
市場平均であるS&P500の過去50年のデータを見ると、25年投資していれば、年率9%程度のリターンが見込めます。
年率9%で成長するということは、追加の投資資金なしでも8年で資産を倍増させる事ができます。
とはいえ、元本100万円あったとしても10年の運用で約2.5倍にしかならず、資金量の少ない庶民では大きな資産など築けません。
そのため持ち株から得た配当金を再投資し、さらに毎月生活費から投資資金を捻出する必要があります。
では毎月いくら資金を投じれば、アーリーリタイアができるでしょうか。
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シミュレーション
私の場合、600万円を運用中で、毎月10万円資金を投じているので、20年目に元本は3000万円、資産1億超えが期待できます。
1億円あればその資産から得られる3%の配当金だけでも300万円という大金を得ることができるため十分生活していくことが可能です。また、年率9%なので3%を取り崩しただけではこのマネーマシンは傷つきません。
投資元本のない場合
月額 | 億り人までの年数 | 元本合計 |
3万円 | 36.5年 | 1311万円 |
5万円 | 30年 | 1860万円 |
10万円 | 24年 | 2880万円 |
15万円 | 20年 | 3600万円 |
20万円 | 17年 | 4180万円 |
上記の表のように少額であれば運用期間を長期で取る必要がありますが、元本は非常に少なくて済みます。一方多額の投資資金を捻出すれば、それだけ早く資産を築けますが、複利の効果を短期では得にくいため、投資元本が多く必要になってきます。
現代ではなかなか賃金が上がらない環境で、30歳の年収中央値を見ても400万円ほどなので、15万や20万円という資金は捻出が難しいかもしれません。しかし、実家ぐらしであれば、家賃や食費など頼ることができるので十分可能ですし、夫婦なら共働きであれば捻出することができます。
とりあえず億り人を目指すのであれば、最低でも毎月3万円は生活費から捻出すべきです。
また、投資資金を捻出するためには家電の見直しもいいかもしれません。
私はケチって5万円程度の小さく古い外国製の冷蔵庫を使っていたため、長い間損をしていました。まさに『安物買いの銭失い』です。主に下記が挙げられます。
- 小さいくせに光熱費がバカ高い
- 使い勝手が悪い
- すぐに冷蔵庫がいっぱいになる
- 作りおきができない
- 音もうるさい
- 見た目もしょぼい
など不具合だらけでした。
初期投資が必要となりますが、買い替えることによりそれ以上にメリットが豊富です。
- 作り置きをガンガン保存できる
- 大容量なのに省エネ
- 買い溜めすることによる交通費の削減
- 野菜(レタスやキャベツなど)が1、2週間シャキシャキ
- 整理整頓が容易
- 肉さかなの鮮度を保てる
など最近の冷蔵庫は驚くほど進化していて、大きな節約効果も得られます。
実際私は、夫婦2人で食費が月7万円(外食・惣菜系ばかりでした…)もかかっていたのですが、作り置きすることにより3万円に抑えることができました。交通費や食品ロスなど考えれば月5万くらい浮いてます。
ちなみに愛用しているのはこの冷蔵庫(黒っぽいブラウン)です。
あごひじきのひじきでした。
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