【タバコ銘柄】販売数量の予想以上の落ち込みにより大暴落!投資家はこのような急落時に買い付けよ【MO・PM・BTI】

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あごひじきのひじきです。

先日、タバコ銘柄はアルトリア・グループ(MO)で4.83%、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)4.05%、フィリップモリス(PM)3.65%と揃って急落しました。

原因は、ニールセンから発表されたタバコの販売数量のデータが予想以上の減少だったことが原因です。ニールセンのデータによれば、5月18日までの4週間で販売数量が11.2%減少したとのこと。

これは通年で6%減とアルトリアの予想4-5%減を上回っている。

これにより、市場がタバコ業界が急激に縮小していることを嫌気し、今回の売りに繋がりました。

多くの投資家は業界全体が縮小しているのであれば、今後タバコ銘柄は急速に落ち込み、今投げ売ってしまったほうがいいと考えるかもしれませんが、そう悲観的になる必要はありません。

それは、この業界は常に訴訟や規制といったリスクに晒されて来たおかげで、市場平均を上回る最高の銘柄となったからです。

 

このタバコ産業は、昔ながらの変わることのない製法で作ることができ、新規の設備投資が必要ないため、投資キャッシュフローを必要としません。なので上図のように多額のフリーキャッシュフローを生み出し続けることができるのです。このような安定してお金を生み出す企業であるにもかかわらず、常に訴訟や規制といったリスクが付き纏っているので、株価がうまく上がらず、企業価値に対するバリュエーションが非常に良くなるのです。

例えば、今回の暴落によって、投資家が得られる配当利回りは6.4%まで上昇しました。株価が低迷するということは、ここから得られる配当で多くの株を買い付けることができるということであり、その増えた持ち株によって投資家の資産の増大を手助けしてくれるのです。

さらに、電子タバコの登場です。通常のタバコであれば、その煙からは有害な化学物質であるタールや一酸化炭素、ダイオキシンなど、発ガン性物質が50種類以上、有害物質が200種以上も含まれています。

一方、電子タバコはというと、水やプロピレングリコール(うどん、おにぎりなどにも使われている)、植物性グリセリン、香料からなるリキッドを電気で加熱することによって、無煙で使用することができます。そのため紙巻きタバコのような有害物質もなく禁煙や健康面に良いとされています。

しかし、電子タバコの効果は懐疑的で、下記のような調査結果も出ています。

2017年12月12日に発表された国立研究開発法人国立がん研究センターの調査・分析結果では、電子タバコ使用による禁煙の有効性は低く、電子タバコを使用した人は、使用しなかった人よりもタバコをやめられた人が38%少なく、電子タバコが禁煙の成功確率を約13 低下させている。出典:wikipedia

 

また、ある調査によれば、電子タバコによってやめた人の数が2070人だったのに対し、電子タバコを通じ本物のタバコを始めた青少年の数は16.8万人と大きく上回る結果(2015年データ)となるなど、非喫煙者に対してタバコへの障壁を下げたことにより弊害が出たとの調査結果もあるからです。

このようなことは、規制リスクに繋がることが懸念されますが、一方でタバコ離れを食い止める効果もあると言えます。

過去を振り返れば、今回の販売量急減のような悲観論にとらわれているときが絶好の買い場であったため、このような急落相場は安値で大量に買い付けるチャンスで歓迎すべきものであるともいえます。

あごひじきのひじきでした。

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