目先の利益は微々たるものだが、将来のリターンは莫大なものとなる投資手法

初心者向け

あごひじきのひじきです。

私のポートフォリオは大型優良企業の継続した増配が可能な高配当銘柄で構成しているのですが、このようなポートフォリオは直近では市場平均に劣るパフォーマンスとなる事が過去のデータからも示されています。

これは、成熟した企業は株価を成長させるために余った資金を投じるのではなく、積極的に配当金や自社株買いをすることで、株主に還元しているので、株価成長が見込めないためです。

例えば、配当金を一切出さずに、自社への設備投資を行っているアマゾン(約2000ドル)やバークシャー・ハザウェイ(約30万ドル)などえげつないほど株価が伸びています。

一方、私のポートフォリオの株式のように、配当に積極的なAT&Tやタバコ銘柄は30ドル台をうろついているなど株価はさえません。

ではなぜ、このような成長の見込めない株でポートフォリオを組むのかというと、長期での安定した資産形成とリターンを望んでいるからです。

 

下記はS&P500とS&P500配当貴族指数


出典:indexologyblog.com

上記でも述べたように、直近では株価の成長が見込めないことから、市場平均を下回る傾向が強いのです。しかし、長期で見れば、企業から得られる配当金を再投資することで持ち株を増やすことができ、その配当金で得た株がアクセルとなり、莫大な資産を築くことができるのです。

また、株価が低迷していることもそれを後押しします。例えばタバコ事業のフィリップモリスです。この業種は常に訴訟のリスクに晒されていて、株価の上値が他の業種と比べ抑え込まれる傾向にありました。

しかし、それによって配当利回りが高まり多くの銘柄を買い付けることができ、ジェレミーシーゲル著書の株式投資の未来では市場平均以上にリターンを挙げたNO.1銘柄として君臨することができたのです。ちなみに1957年-2003年の配当再投資リターンは年率19.8%

 

また、投資資金が限られていることも挙げられます。

例えば私は毎月の給料から生活費を切り詰め、10万円の投資資金を捻出しているのですが、アマゾンの株であれば、1株当たり2000ドル(およそ20万円)もの価格になり、毎月購入することは到底できません。

さらに、無配株ということは、絶好の買い場である暴落局面で購入することができないことも挙げられます。また、配当を出していれば、暴落局面で配当利回りの高まりからそれがプロテクターとして働くことが期待できます。しかし、そのプロテクターがないことで、市場平均以上に下落することも珍しくありません。

このことは、狼狽売りのリスクにつながります。なぜなら、暴落局面では、そこが底値であっても「まだまだ下がる」「一旦売って、もっと下がってから買いなおそう」と考えるからです。

これらのことから、私のポートフォリオは、短期的には市場平均に負けるものの、長期的には配当再投資によって市場平均以上の資産を築くことができると言えます。さらに暴落局面で市場平均以下の下落率で済むため、狼狽売りのリスクを排除できるため、安定した資産形成が可能といえます。

とはいえ、この運用方法は簡単ではありません。なぜなら、初期-中期では市場平均に出遅れることが確実であり、将来有望に見える流行りの銘柄はグングンと最高値を更新していくからです。

また、市場心理が「もう少し待てば、さらに下落しもっと安値で買える」という情報が溢れている中、含み損を覚悟し淡々と買い付けなければなりません。

これらのことから、最初に厳格な投資ルールを策定し目先の利益に惑わされず、徹底して守りぬくことが資産を築く上で一番の近道だと言えます。

あごひじきのひじきでした。

コメント