あごひじきのひじきです。
これから株式での資産運用を始めようと思っている方も多いと思いますが、あまり知識が無いのに個別株でポートフォリオを組むとなると、どんな株を買ったらいいのかわからなかったり、特定の景気局面に集中した分散できてないポートフォリオを作ってしまったりすると、その景気局面でしか資産が築けないというリスクの高い資産構成になってしまうなど注意点は少なくありません。
そんな煩わしい銘柄分析や分散など一切不要で、初心者の方にもお勧めできるのが、S&P500種指数に連動したETFです。
このS&P500種指数に連動したETF(上場投資信託)とは、米国株の市場平均であるS&P500と連動して動くように構成された銘柄群で、この銘柄群に投資するだけで、米国優良株500社への分散投資が可能になります。
これに投資するだけでどんな暴落(1925年大恐慌)が来ても25年あれば6‐7%のリターン、1970年から現在までの約50年間だけで見れば、00年のドットコムバブル(‐49%)、08年のリーマンショック(-56%)を挟んだ最悪の15年間でも年率4.47%のリターンがあります。(最高リターンはドットコムバブル前1999年までの15年間の18.93%)
また、投資の神様であるウォーレンバフェットは、過去50年間年率平均20%という驚異的すぎるリターンを出している超人なのですが、そんなバフェットは妻に、『自分が死んだらその資産の90%をS&P500に投資しろ』と言っています。これは、『どんな素人にも堅実に運用できる最も有効な手段だよ』、といっていることに他なりません。
それでは、具体的にどの銘柄を買えばいいのでしょうか。
以下、おすすめETF&投資信託です。
名称 | ティッカー | 経費率 | ベンチマーク | |
eMAXIS Slim米国株式 | 0.1728% | S&P500 | 投資信託 | |
iシェアーズ・コアS&P500 ETF | IVV | 0.04% | S&P500 | ETF |
バンガード・S&P500 ETF | VOO | 0.04% | S&P500 | ETF |
SPDR S&P500 ETF | SPY | 0.0945% | S&P500 | ETF |
Vanguard Total Stock Market ETF | VTI | 0.04% | CRSP米国総合指数 | ETF |
楽天VTI | 0.1696% | CRSP米国総合指数 | 投資信託 |
米国株ほぼすべてを網羅したETFもあります。それがVTIで、CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動し、米国株式市場のほぼ100%の銘柄をカバーしています。
また、非課税枠を使うことにより、本来課税されるはずの運用益や配当などを非課税にすることができます。
NISAやつみたてNISAであれば、ETFからIVVやVOO、個人型確定拠出年金のiDeCoなら投資信託の楽天VTIか、S&P500種指数に連動したeMAXIS Slim米国株式(S&P500)がおすすめです。選ぶ基準は経費率の低いものを選びましょう。これらのコストは毎年支払う必要があることから運用益を毀損するものとなるからです。
あごひじきのひじきでした。
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