連日ダウ平均株価は上昇を続けているが、これから始まる暴落の前触れか。

投資哲学

あごひじきのひじきです。

ダウのチャートを見てみると、昨年の年末までに18%暴落してからじりじりと値を上げ16.7%も戻してきています。この上昇は次の暴落への騙しではなく、これから始まる強気相場のスタートなのでしょうか?

株式相場に関係の深い指標を見てみるとそれが少し見えてきます。

上の画像は失業率の推移を表しています。グレーで色付けしている部分がリセッションです。
失業率が下落から上昇へと転じ0.5ポイント前後上昇したところでリセッションが警戒されます。
また、0.5ポイント上昇するのに半年ほどかかるためまだすぐにリセッションが来るということはないでしょう。
しかし、まだ失業率が低下することがあるのならさらにリセッション入りは遠のくことが予想されます。

現在0.3ポイント上昇していますが、次の暴落はまだ先になるかもしれません。
それは労働参加率が増えているからです。


出典:米労働省

シーゲル教授はこう述べています。

「強い就業者数と労働参加率上昇がよかった。
労働参加率は6年ぶり高水準で、好ましいことだ。
これは労働市場への圧力が小さく、失業率は上昇しているが労働市場の逼迫が少なく、労働市場からインフレへの波及が小さくなることを意味している。」

出典:Financial Pointer

1990年に労働参加率は頭打ちになって以降下落の一途をたどっていたのですが、19年2月には6年ぶりの高水準を付けました。

これが好ましい理由は労働参加者が増えれば消費が伸び、経済にプラスに働きます。さらに失業率が増えているなかで職があるということは、失業しても別の転職先があり、労働市場全体が人手不足で困ってしまって賃金急騰という具合にならずに済むのです。

当然賃金を上げるということは物の値段を上げないといけくなるため、企業業績を圧迫しますし、そうすることによってインフレ率も急上昇してしまいます。
なのでFRBはインフレを適度な水準に抑制するため金利を上げなければいけなくなるのですが、金利を上げてしまうと、資本の動きは金利の低いところから高いところへ向かうため、リスクの大きい株式の魅力が薄れてしまい株価が下がってしまうのです。

しかし現在上でも述べたように失業しても働く先が確保できることから過度な賃金上昇をしなくて済むので、結果シーゲル教授はインフレへの波及が小さくなり、それによってFRBはハト派姿勢でいることができるため、株価にとってとてもいい環境だと言っているのです。

このことから、今後一段と上昇することが見込めるので、長期、積み立て、分散を心がけて投資をすることで資産を一段と築くことができるでしょう。

あごひじきのひじきでした。

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