資産運用の基本は長期・積立・分散。何をどう分散すればいいのか。

初心者向け

あごひじきのひじきです。

一言に資産運用をしたほうがいいといっても経験がなければどのように運用したらいいのかわからないはずです。

資産運用には基本となる考えがあるのですが、長期・積み立て・分散です。しかし、長期、積立、分散と言われてもどの程度長期なのか、何をどのように分散すればいいのか経験がなければ全く分からないと思います。

答えをいうと15年以上の長期で運用し、毎月あるいは毎年計画的に自分で決めた額を投資に回して、国、業種、資産クラス(金、債券、株式、不動産、金など)、時間の分散をすることです。これらのルールを守ることによってかなりのリスク(変動幅)を削減できます。

参照:ウォール街のランダムウォーカーから作成

例えばアセットクラス(資産の種類)の分散です。もし、資産の全額を2007年のリーマンショック前に、米国株を代表するS&P500指数を持っていたとするとその資産は-56%にまで落ちているのです。その資産が100万円あったとしたらその資産価値は44万円にまで下落しているわけです。
しかし、上のグラフの30代のアセットアロケーションのように、資産全体の65%を株式としておけば、残金は63.6万円と資産全体の36.4%の縮小で済むのです。もちろんこれは自分で売却しない限り、損失は確定することはありません。

また、S&P500は市場平均に連動しており、割高な銘柄も含まれているわけです。S&P500は56%暴落し、元の値段に戻るまでに4年2か月を要しました。しかし、値動きの少ないディフェンシブ銘柄と呼ばれるjohnson & johnsonやCoca Cola,McDonald’s,IBMなどの超優良企業を見ると下落率はIBMが-47%で元値まで1年2か月、McDonald’sが-21%で元値まで1年5か月,Johnson&Johnsonは-36%で元値までは3年10か月といずれも市場平均よりダメージが少なく、素早い値戻りとなっています。

このような市場平均に対しての変動率をベータ値と呼びます。このベータ値は市場平均が1%動いたときに1%動くのがベータ値1、市場平均が1%動いたときに1.5%動くのがベータ値1.5となっていて、ベータ値1以下の値動きの少ないものを上記に上げたようなディフェンシブ銘柄と言います。

このような値動きの少ない銘柄を組み入れることにより、さらにリスクを低減できるのです。

仮にリーマンショック時にも一番下落率を抑えたマクドナルドと同水準のベータ値の銘柄でポートフォリオを組んでいれば、資産は86.35万円で、たったの13.65%しか資産価値は減少しませんでした。

暴落率の参考にさせていただいた、ひろめ@複利の力で億り人さんの記事ではもっと詳しく掲載してます。

更に分散できるものには時間の分散があります。昨年2018年10月に暴落したわけですが、私はあの手前の8~9月に資金のほとんどを投下したため、もろにその影響を受けることとなりました。しかし、時間の分散効果を効かせ、毎月一定額を投下していれば受ける影響も少なく済んだのです。

現在、長短金利の逆転や先行指標が1-2年先のリセッションを示唆しています。しかし、時間の分散をする事で将来の暴落のダメージも軽減することが出来るので、投資家はこのような分散をおこなうことが大切です。

あごひじきのひじきでした。

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