ミスを犯したFRB【今後の行方】

投資哲学

先日のFOMCの政策金利発表から株式市場が暴落しています。

これは市場が2019年度中1回の利上げしか見込んでいないのに2回の利上げとしたことが市場の失望売りに繋がったのです。

これを受けてバフェット氏率いるバークシャーハザウェイの主力銘柄であり、市場価値が世界最大の銀行のウェルズファーゴでは、FRBの政策ミスで経済成長を鈍化させるとし、2019年末のS&P500指数の見通しを3079ドルから2665ドルへと引き下げました。

 

またジェレミー・シーゲル教授も『FRBの発表を受けて内容にショックを受けた。金融引き締めの減速についても言及しなかった』としFRBに対し不満をもらしています。

しかし同氏はドットコムバブルを振り返り、

「2000-01年にかけて、12月に市場が下落し経済が下向いた時、FRBはFOMCの前の1月に2度にわたって利下げを行った。

・・・だから望みがないわけではない。」

引用:FinancialPointer

としています。

他にもFOMC定例会合以外で政策金利の変更が行われています。2001年1月の3,4日に2回0.25%ずつと、4月と9月に0.5%ずつ、2007年8月に0.5%、2008年1月0.75%、3月に0.25%、10月0.5%の利下げです。ドットコムバブル以外に、リーマンショック時も利下げに踏み切っていることから、これ以上の株価下落となれば、FOMCは市場との対話を重視することから、定例会合を待たずに利下げや何らかの動きがあるはずです。

今回株式市場の弱気相場入りを予見していた債券王のガンドラック氏は、FRBの経済モデルは机上の空論で、現代のように複雑化した金融経済には思っているよりも大きく影響し、いままでの経済モデルに依存しすぎると市場からの声に答えられず、間違った判断をしてしまう恐れがある。としており、FRBの政策金利判断に疑問を投げかけています。

またFRBの政策金利は米国の指標に基づいて判断されるのですが、もちろん米国経済は陰りもないほど好調です。しかし、S&P500の企業利益のうち約半分近くが米国外の売上となります。つまりここで乖離が生まれるのです。

中国経済に陰りが見え始め、10月のGDPも前年同期比よりも6.5%増と上回ったものの、予想の6.6%よりも下回り、金融危機の2009年以来最低の伸び率となっています。

また、内需が落ち込み、輸出が底堅さを見せましたが、米中貿易摩擦での駆け込み需要で伸びたものの、これから摩擦が長期化するとなればさらなる景気減速は避けられません。

他にもEU離脱や壁建設費用をめぐっての政府閉鎖もあり、市場は今後の不透明感を嫌うことからしばらくは株式市場の弱気相場が続くと予想されます。

ですが市場のプロでも正確な市場予想など不可能なことから、株式市場が下がろうが上がろうが、毎月堅実に積み立て、受け取った配当を再投資していくことが大切です。

ちなみにこの無料の株管理アプリ『マイトレード』 を使うと、複数の証券口座を一つにまとめて管理することができるので、とても便利です。

あごひじきのひじきでした。

  

投資哲学
スポンサーリンク
あごひじきをフォローする
あごひじきの米国株・不動産で経済的自由を得る!

コメント