あごひじきのひじきです。
日本では嫌になるほどダサくて古臭ーい前世代の考えがいまだに根付いたままになっている事柄が多くあります。
それは会社にこき使われて残業、ただ働き、上司からのパワハラを受けても耐えるという、突撃しか能がない敗戦国の我慢が美徳の根性論であったり、
仕事は入社したらその会社に人生尽くすべき!
仕事を辞めるのは恥。
上司が帰るまで、部下は仕事がなくても上司の帰りを待ってから帰る。
勤続年数が長いほど給料がいい。
楽に稼ぐのは悪いことで、辛い仕事を安い賃金で頑張っている人ほど美しい。
いつまでも結婚してないと問題ありと思われる。
家事は女がするもの。
二十歳になったら実家を出て自立。
長男が家業を継ぐ。
日本は島国で一つの人種しかなく、実力関係なしに年長者が偉い!という文化なので、こんなダサい考えが社会に蔓延っていても、過労死だったり、GDPが先進国の中で最下位だったりと問題が表面化するまでイノベーションも起こらず変わらなかったわけです。
石の上にも三年なんて言いますが、となりにダイヤの原石が転がっているのに、糞ブラック企業に3年も座っていたところで疲弊するだけです。
今の時代会社が自分と合わなかったり、安月給、ブラック企業、飲みニケーションを強要してくる、なんてところであれば、そんな古い会社は見捨ててすぐに転職したほうがいいです。なぜなら人手不足で売り手市場となっているからです。
また、女も男も家事分担、仕事も分担するのが当たり前だし、なんで女は家事をする!なんて決めつけんの?って思います。
なんでこんな文化消えなかったんだろうと不思議で不思議で。
一番気になったのが、二十歳になったら自立です。
今の時代で言ってるやつ、あほかと思います。言いすぎですか?私はこの自立云々の考えを押し付けるほうが悪質だと思います。
時代が違いますからね。
下の画像は日本の平均年収と中央値です。
平均値=所得の高い富裕層が加わると平均が押し上げられる。
中央値=代表的な値です。実感のわく数字に近い。
出典:日本と世界の統計データ
現在20年以上続いたデフレですがその影響で物価や社会保障費の負担は上がっていくのに賃金はなかなか上がらないという状態になっています。
しかし実際に賃金推移を調べてみると上がらないどころか1998年をピークに下がっています。
また、日常スーパーで買う商品も実質的な値上げをしています。
2006年に100g133円だったものが、2007年142円、2009年166円、2012年181円、2014年200円、2015年220円と、なんと10年間の間に実質54%もの値上げとなっているのです。
このように賃金は大した上昇もなく、モノの値段は値上がりしている状況を見ずに、古い日本の風習に流され、自立だと先走ってしまうと経済的な壁に直面してしまう。なので、実家暮らしで親のすねをかじることは今の時代はまったく恥ずべきことではないし、そこで浮いた給料を投資に回すことで将来来る自立へ向けての地盤づくりとなるので、一つの賢明な選択肢だと思います。
時代と共に生き方は変化していくものです。これからの低所得、高社会保障費、人生100年時代を生き抜くためには、こういった日本のダサくて古い考えに立ち向かい、地盤づくりに励むことが大切です。
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