【初心者向け】集中投資の方がリターンが大きいは机上の空論。長期投資を成功させるには10-20銘柄に分散投資することが必須

初心者向け

あごひじきのひじきです。

愚かな投資家ほど、自分だけは市場を出し抜けると考え、特定の銘柄に集中投資したり、自身のリスク許容度を超えた取引をしたりするものです。しかし、そうした取引で1-2回まぐれが続いたとしても、今後もそのまぐれが続く可能性は低いことから1、2銘柄のみに絞った投資はするべきではありません。

その理由は、多くの人にとって自身が考えているほど投資家のリスク許容度は大きくないからです。

例えば1000万円を10銘柄に分散投資した場合、1社の決算がこけて株価が50%急落したとしても、ポートフォリオ全体に与える影響はたったの50万円(5%)です。しかし、1銘柄集中投資していた場合、資産価値は500万円となり、自身の築き上げた資産が目の前で溶けていくことに耐え切れなくなり、狼狽売りしてしまう可能性が高まります。

また、分散投資をしていれば、他の銘柄が上昇して半額になった1銘柄の損失をカバーしてくれることも期待できます。しかし、1銘柄集中投資では1社がダメになってしまえば、他にカバーしてくれる銘柄はありません。さらに、他の銘柄が軒並み上昇していれば、その含み損を抱える1社に集中投資している運用方法に疑問が生じ、乗り換えたくなる心理が生まれ、狼狽売りに走りかねません。


他にも投資家心理のサイクルからも分散投資の方が賢明だと言えます。

なぜなら、下落局面では、さらに暴落するというニュースでメディアを埋め尽くし、投資家心理を真っ黒に染め上げるためです。資産価値が50%も下落している状況の時に、さらに暴落するという情報が蔓延すれば、一刻も早く逃げ出したくなるのが人間の心理であることは、18年の暴落からも読み取ることができます。

昨年の調整でさえ、多くの投資家が買うべきところで全力売りをしている。

このように確実にリスク許容度は自身が考えているほど高くはないため、10-20銘柄に分散投資をすべきです。その場合、偏ったセクター(業種)などにポートフォリオを組むのではなく、セクターや景気循環毎、さらには国単位、アセット毎、さらには時間を分散し、資産形成をすることが大切です。

しかし、初めから分散しろといわれても何から手を付けていいのか迷ってしまいます。上記のようなことが難しい場合は個別銘柄にこだわる必要はありません。


S&P500はまさに超優良企業を集めたアベンジャーズ

S&P500などのインデックス(市場平均)に投資をすることで、分散効果が得られます。その理由はS&P500というもの自体が米国の様々な優良企業500社に分散しているからです。

さらには、インデックスに連動したETFも数多く販売されており、S&P500に連動したものはSPY、VOO、IVVとあります。同じような商品なのに名前が違うのは販売している会社が異なるためです。

他にも、米国株式市場のほぼ100%をカバーしているVTI、投資信託で買付できる楽天VTIなどがあります。

米国市場は200年以上も年率6-7%の成長率を達成している実績があります。まず導入として、このような市場に投資してから、興味があれば徐々に知識を積み重ね、個別銘柄に移行していく、というやり方が最も失敗のない方法だと思います。

ちなみに、米国株での必ず読むべき本を一つ上げるとしたら、シーゲル教授の株式投資の未来です。

ある程度厚みはあるので本が苦手な私も初めは「やだなー」という気持ちがあったのですが、それ以上に好奇心をくすぐられる内容でサクサク読むことができます。100冊以上読んでいますが、これ以上実益のある本は他にないのではないでしょうか。

 

あごひじきのひじきでした。

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